正しく使ってほしい★スリッカーブラシ
おうちケアのスキルアップ!
スリッカーブラシの正しい使い方と選び方
「スリッカーブラシならもう使ってるよ!」という飼い主さん、実は多いのではないでしょうか?
でも、正しい使い方を知っているかというと…自信がない方も少なくありません。
スリッカーブラシは、愛犬用グルーミングツールの定番。ほとんどのおうちに1本はあるほどポピュラーですが、誤った使い方が思わぬトラブルにつながることも。
今回は、LiGAR直伝!スリッカーブラシの正しい使い方と、オススメのアイテムをご紹介。愛犬のブラッシングタイムを、より心地よいものにしてみませんか?
【注意】よくあるNGな使い方とは?
よくある間違った使い方は「横に引っぱる」「根元から無理にとかす」といったブラッシングです。
このような使い方は、毛を引きちぎったり皮膚を傷つけてしまう原因に。結果的に、ワンちゃんがブラッシングを嫌がるようになってしまいます。
もし不安がある場合は、初心者向けの天然毛ブラシから始めるのも◎。やさしいケアで徐々に慣らしていきましょう。
スリッカーブラシの目的を理解しよう
スリッカーブラシを使用する目的は、絡まった毛を1本ずつほぐし、毛玉の予防・除去をすることです。
毛玉は放っておくとどんどん硬くなり、家庭でのケアでは手に負えなくなることも。ひどくなるとトリミングサロンでバリカン処理が必要になることもあります。
日常的なブラッシングで、抜け毛や絡まりを解消することが、愛犬の健康な被毛を守る第一歩。それに役立つのがスリッカーブラシです。
正しいブラッシング方法をマスターしよう
スリッカーブラシには、くの字に湾曲した金属性のピンが埋め込まれており、比較的細い持ち手(ハンドル)がついている点が特徴です。以下のポイントを押さえて、スリッカーブラシを正しく使いましょう。
1. 軽く持つ
ハンドルは指先でそっとつまむように持ちます。毛にひっかかったときにブラシが手から離れるくらいの力加減がベストです。
2. 優しく「トントン」たたくように
ブラシを強く押しあてピンを中まで入れるのではなく、スリッカーブラシ自身の重みを利用し、被毛に「乗せて離す」、を繰り返します。毛の表面からトントンとするようなイメージです。
3. 毛先から少しずつ
いきなり根元にブラシを入れないように。毛先からブラシを入れ、徐々に根元へと進めていくようにします。一度に大量の毛を引っ張るのではなく、少しずつ丁寧に毛を整えていくことが、痛みなく整えるコツです。
スリッカーブラシの選び方:粗目 or 細目?
スリッカーブラシにはピンの密度に種類があります。
・粗目タイプ:皮膚に届きやすい分、強い力で使うとダメージの原因に。使い慣れている方向き。
・細目タイプ:ピンが密集しているためピンが中まで入ることが少なく、皮膚を傷つけるリスクが比較的減るため、初心者でも安心です。
LiGARおすすめのスリッカーブラシ【ケイプロ(K-pro)】
からんだ毛をほどく、抜け毛を取り除くといった、スリッカーブラシとしての役割をしっかりと果たしつつ、ワンちゃんの皮膚や被毛に余計な負担をかけないよう、ディテールの品質にとことんこだわったのがケイプロのロングティースリッカーブラシです。
■おすすめポイント
極細のステンレスピンを使用しているので、ピン自体のタッチがとてもやわらく、ブラシのあたりを超ソフトに仕上げています。
ピン先が丁寧に処理されて抜群になめらか。そのため毛にひっかかりにくく、抜け毛だけを取り除き、毛を引きちぎるようなことがありません。
絶妙なピンの配列で、ピンが愛犬の皮膚まで到達しにくいよう配慮されています。一方で被毛の表面に吸い付くようにフィットして、しっかりと抜け毛を取り除き、からんだ毛をときほぐしていきます。
■ラインナップ紹介
ヘッドがコンパクトで小回りがきくので小型犬の部分ケアに最適です。
広範囲のブラッシングもサクサク進む大きめヘッド。抜け毛が多い子にも◎。
最後に:スリッカーブラシで差がつく日々のケア
スリッカーブラシは、正しい使い方を理解することで被毛ケアにとても役立ち、愛犬の被毛がもっと健やかに美しくなります。
使い方をマスターし、道具にもこだわることで、愛犬とのスキンシップの質も格段にアップすることでしょう。
この機会に、「ケイプロ(K-pro)ロングティースリッカー」でワンランク上のお手入れ習慣を始めてみませんか?
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LiGARでのシャンプー、トリミングをご利用いただくすべてのワンちゃんにトリートメントミストを使用させていただいております。シャンプー後の乾かしの時間短縮にもつながるため、高齢のワンちゃんには特にオススメです!
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加水分解ケラチンをはじめとする被毛補修成分をふんだんに配合した洗い流さないトリートメント。静電気の帯電を予防し毛玉になりにくい状態に整えていきます。